用語解説集

糖鎖

第三の生命鎖としてライフサイエンス(生命科学)の分野で近年注目されている物質で、タンパク質や脂質と結合して細胞の成長や老化、免疫機能、がん、ウィルス感染など、私たちの生命活動の根幹に深く関与していると考えられており、将来的には創薬、臨床への応用も期待されている。

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ムコ多糖

アミノ糖を分子内に含む多糖で、ほとんどがタンパク質に結合した状態で存在していることから、タンパク質を持つ(プロテオ)、多糖(グリカン)ということで、最近はプロテオグリカンとも呼ばれている。

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プロテオグリカン

ムコ多糖のこと。アミノ糖を分子内に含む多糖で、ほとんどがタンパク質に結合した状態で存在していることから、タンパク質を持つ(プロテオ)、多糖(グリカン)ということで、最近はプロテオグリカンとも呼ばれている。

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ヒアルロン酸

硫酸基のないムコ多糖(プロテオグリカン)で、構造もムコ多糖ではもっとも簡単だが、その分子の長さは驚異的で赤血球径の1/2(約0.004mm)に達するものも存在する。 化粧品などの保湿成分として馴染みが深い。

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高齢社会、高齢化社会

総人口に占める65歳以上の高齢者の割合を高齢化率といい、一般に、高齢化率が7%を超えた社会を「高齢化社会(aging society)」 、14%を超え、高齢化が安定した社会を「高齢社会(aged society)」とよぶ。

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生活機能病

日常生活に著しい障害を与える先天性または後天性の「運動器疾患を中心とする疾患群」のこと。

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生活不活発病

廃用症候群ともよばれる「生活が不活発になることによって頭や心まで含めたはたらきが低下する病気」のこと。

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生活習慣病

かつては成人病と呼ばれ、その発生に生活習慣(肥満、運動不足、喫煙、栄養バランスの乱れなど)が深く関与していることが広く認識されている。

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変形性関節症

関節軟骨の変性、摩耗を特徴とする慢性疾患で、発生した場所によって、変形性股関節症、変形性肘関節症、変形性膝関節症などに分けられる。変形性膝関節症が最も多く見られる。

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変形性膝関節症

変形性関節症の中で最も多くみられるもので、膝関節でクッションの役割をしている関節軟骨が磨耗したり、変性したり、退化したりすることで関節の変形が進む疾患。

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コラーゲン

皮膚は、表皮、真皮、皮下組織の3層構造をとっており、コラーゲン繊維とエラスチン繊維がその大半を占める真皮は、肌の構造を作るとともに張りや弾力の元となっている。「コンドロイチン」もこの真皮の中に存在し、必要に応じてコラーゲン繊維に水分や栄養分を供給することで水分不足や萎縮を防いでいる。

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